2022年度の不登校児童数、30万人に迫る勢い

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文部科学省は10月3日、令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果を公表しました。

この調査によると、2022年度の小・中学生の不登校児童数は、299,048 人(前年度244,940 人)で、高校生60,575 人(前年度50,985 人)です。

不登校児童生徒数は10年連続で増加しているそうです。

コロナ禍を経験してきた子供たちへの影響

文部科学省は、不登校児童者数の増加は、新型コロナウイルスの感染回避のための長期欠席が主な原因としています。

また、小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は681,948件(前年度615,351件)であり、前年度に比べ66,597件(10.8%)増加したそうです。

これは、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、感染を予防しながらの生活の中で、部活動や学校行事などの様々な活動が再開されたことにより接触機会が増加したことが一つの原因として挙げられています。

いじめの認知件数が増加している一方で、小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数411 人(前年度368 人)のうち、自殺した児童生徒が置かれていた状況として「いじめの問題」があった児童生徒はたったの 5 人(前年度6 人)だそうです。(正直なところ、この5人という数字には非常に違和感を感じます。)

不登校といじめ

私たちがこれまでに出会った「学校に行きたくない」と訴える児童のほとんどが、いじめを受けた経験があります。

「不登校」と「いじめ」には密接な関係があるということは、間違いないと思います。

しかし、いじめられていることを親や先生に言うかというと、多くの子どもが誰にも言えないまま一人で耐えて我慢しています。

この68万件という数字も多いように見えますが、これでも氷山の一角だと思います。

学校や教育委員会が認知していないいじめの方がはるかに多いと想像できるからです。

皆で考える大切な問題

それでも、このような調査結果が発表されて、たくさんの人の目に留まり、いじめや不登校の問題を考えるきっかけになるのはとても意味があることだと思います。

約36万人の小・中・高校生たちが学校に行くことを拒否し、約68万件のいじめが起こり、411人の子どもが自らの命を絶つこの国の将来が、本当に心配です。

この国で子どもを育てている誰もが安全に子育てができる権利と子ども達がのびのびと自分らしく生きていく権利がしっかりと守られてほしいですね。

みんなで考えたい大切な問題だと思います。

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