休息が第一

朝起きて学校に行くという行為は、子どもならやって当たり前だと思われがちですが、実はとてもエネルギーを使います。学校に行けない子ども達は、エネルギー不足の子どもがほとんどです。不登校になったきっかけは色々ありますが、話を聞いていくと、エネルギー不足で学校に戻れないというケースが本当にたくさんあります。

一見すると家にいてゲームやYouTubeばかりの毎日で、親からすると「エネルギーの充電って、一体いつまで充電すればいいの?」と疑問に思うかもしれません。エネルギーは家庭内でしっかりと受け入れられて、ゆっくりと休むことで充電できるのですが、子どもが安心して休むことができる環境が整っていないご家庭が多いのも事実です。

そのような環境下では、学校に行かずに身体は休んでいるように見えても、ずっと自分を責めていたり、ずっと学校のことを考えていて、心が休めていないことも多いのです。これらの子ども達に必要なのは、まずは安心して「止まる」こと。そのためには、誰からも否定されず急かされない、安心できる環境が必要になります。本人と家族双方が「止まってもいい」と思えるようになって初めて「心が休める」ようになるのです。

おやこ心理スクールでは、

ペアレントスクールを通して、親御さんに子どもの心理を解説し、親御さんの抱える焦りと不安を受け止め、子どもも親も家族みんなが充電できる家庭環境作りのお手伝いをします

おやこフリースクールを通して、休息することを第一のプロセスに、「学校に行けない」ことを誰からも否定されずに、安心して「止まる」ことができる環境を提供します。本人と家庭の両方に同時に働きかけることで、動き出すまでの時間を短縮することが期待できます。

子ども達が一人で抱えてきた色々な想いを聞いせていただき、必要があれば子ども・親御さん双方の心配事のケアなど、ご家庭とも連携しながら進めていきます。(個別カウンセリングは別途料金がかかります。)

心が休めるようになって、ある程度エネルギーがたまってきたら、あせらずにまずは好きなこと・興味のあることから始めていきます

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